2009年5月16日土曜日

 筋肉の作用は収縮と伸展。この作用は脳からの信号によるものと、反射によるものがあります。例えば(肘を曲げたい)と思い肘を曲げる。これは意識的に脳から送られた信号によるものです。 歩いている時はどうでしょうか?足の筋肉を曲げて、伸ばして…と考えて行っている人はいないはず。これは反射といって身体に記憶された動作が無意識で行われる運動の事。脳からではなく脊髄で起こる反射となります。

 この無意識で行われる反射の運動が、現代の人の「コリ」を招いているのではないかと思います。デスクワークによる座位、販売での立ち仕事。長時間の同じ運動が身体に記憶されてしまい、したくなくても無意識にその姿勢になってしまう。こうした筋肉が常に収縮した状態がコリでとして現れるのではないのでしょうか。

 解決策として、①長時間の仕事による動作とはまた別の運動をする事で、身体が記憶する事を阻止する。②マッサージなどで外から刺激を与え、身体に記憶された反射をリセットする。この2つが考えられます。(ヒジヤ)

 
 

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