2009年2月26日木曜日

花粉症

P: この時期になると、いつもの背中の痛みも忘れるほど、鼻水、鼻づまり、で呼吸もしにくいほどつらいです。

D: 鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状は個人差があり、他人にはなかなか理解されないものです。
漢方薬で症状を抑えるのなら、小青竜湯(サラサラした水鼻によく効きます)。
また、日常生活時に肩コリや背中の痛みをもっていながら、花粉症で悩んでいる方は葛根湯(鼻づまりによく効きます)が適しています。
漢方薬は効き目が穏やかなイメージをもっていることと思いますが、しっかりとしたタイミングで使うことができれば驚くほどの効果がありますよ。(サカモト)

2009年2月24日火曜日

ランニングによる肉離れ

P:久し振りのランニングで、ストレッチをせずに走っていたら、途中でふくらはぎに痛みがでて歩くと少し痛みます。

D:ふくらはぎの腓腹筋という筋肉の筋断裂が考えられます。
ランニングをした時、脳のイメージと実際の筋肉の使い方に違いが生じ、無理に筋肉を引き伸ばしたために、筋断裂が起きたのでしょう。
筋断裂の場合、断裂した部分が修復するときに、シコリとなって固くくっつきます。
しかし、受傷直後に筋繊維をしっかり整えて固定してあげることで、痛みがとれた後にシコリができにくくなります。
シコリになってしまった場合は、一度シコリの部分をマッサージなどで壊す必要があります。
そうすれば、肉離れを繰り返さずに済むでしょう。

2009年2月20日金曜日

寝違え

P:朝起きたら首を寝違えてしまいました。痛くて少し横を向くのもツラい状況です。よく寝違えますがこんなにひどいのは初めて。3日たっても痛みがおさまらないので来院しました。

D:頭から肩甲骨の下にかけての筋肉が強くはっていますね。これは筋性防御といって寝違えによる首の痛みを感じない様に、体が自ら硬くなり守っているからです。そのせいで首や肩甲骨の動きを制限しています。まずは筋性防御により硬くなっている表面の筋肉(僧帽筋など)からマッサージをしましょう。その後でズレてしまった骨の調節をすれば、首は動かせる様になりますよ。
 あと、よく寝違える要因としては以下の事が考えられます。・普段から首や肩のコリが強い。・疲れがたまっていたりお酒を飲んでいたりなど自律神経が不安定な状態。このような状態で寝返りをうつと、一部の筋肉への神経伝達がスムーズにいかず筋肉に負荷がかかり、負荷のかかった筋肉が切れて炎症を起こします。これが起床時に痛みとなって感じるいわゆる寝違えです。(ヒジヤ)

2009年2月13日金曜日

パソコン作業による肩こり

 P:長時間のパソコン作業でいつも肩がパンパンです。疲れのひどい時には、頭痛と吐き気がしてきます。

 D:長時間のパソコン作業は、仕事に熱中するほど猫背となり、結果としてアゴがあがり顔をパソコン画面へと近づけていきます。
そのためにつきでたアゴと頭を支えるために肩と首の筋肉の緊張を生じます。
まずは、凝り固まった筋肉の循環を良くして、アゴを体に無理のないように姿勢を矯正することで、美しい姿勢を作り、肩こりを改善していきましょう。(サ)

サッカーで捻挫

P:昨日、サッカーの試合中に足首を捻挫しました。

D:まずは、RICE処置が大事です!!
  その中でもアイシングは特に重要で、するか、しないかで治るまでの時間が全然違います。アイシングは、氷のうなどで患部を約20分程度冷やし、冷たい→痛いという感覚になるので、痛いという感覚がなくなればいいのですが、やりすぎると凍傷になる危険もあるので注意しましょう。
  アイシングをすることで、患部(筋肉、靭帯)の炎症が抑えられ、捻挫をして歪んだ骨格の矯正もしやすくなります。

2009年2月12日木曜日

顎関節症と虫歯の治療

P:口を開けると右の顎関節で音がなる。頭痛が1か月前からひどくなった。痛いのは後頭部、こめかみ付近。常に頭が重い。むし歯治療の途中で奥歯が食事中に痛む。



D:奥歯の痛みを避けようとして、噛み合わせが普段とは違っていると思います。また顎の筋肉はコメカミをはじめ側頭部に広がる大きな筋肉の為に頭痛も起こします。かたよっている筋肉の使い方が顎関節のズレや頭痛をまねくので、バランスの悪くなった筋肉の治療からはいりましょう。歯の治療も早めに行ってくださいね。(ヒジヤ)

2009年2月9日月曜日

車の運転のしすぎによる腰痛

P:昨日、スキーの帰り、渋滞がひどく4時間連続で運転していたら腰が痛くなりました。

D:渋滞の運転お疲れ様でした。運転はシートに座って骨盤が固定された状態で、右足だけ動かすために、右股関節を歪ませて腰痛になるパターンです。
骨盤の歪みと股関節とのバランスを調整して腰痛を治していきましょう。(や)