2009年2月20日金曜日

寝違え

P:朝起きたら首を寝違えてしまいました。痛くて少し横を向くのもツラい状況です。よく寝違えますがこんなにひどいのは初めて。3日たっても痛みがおさまらないので来院しました。

D:頭から肩甲骨の下にかけての筋肉が強くはっていますね。これは筋性防御といって寝違えによる首の痛みを感じない様に、体が自ら硬くなり守っているからです。そのせいで首や肩甲骨の動きを制限しています。まずは筋性防御により硬くなっている表面の筋肉(僧帽筋など)からマッサージをしましょう。その後でズレてしまった骨の調節をすれば、首は動かせる様になりますよ。
 あと、よく寝違える要因としては以下の事が考えられます。・普段から首や肩のコリが強い。・疲れがたまっていたりお酒を飲んでいたりなど自律神経が不安定な状態。このような状態で寝返りをうつと、一部の筋肉への神経伝達がスムーズにいかず筋肉に負荷がかかり、負荷のかかった筋肉が切れて炎症を起こします。これが起床時に痛みとなって感じるいわゆる寝違えです。(ヒジヤ)

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