2009年6月23日火曜日

大腰筋の働き

腰痛で悩んでいる人は多いと思います。
その中でも、【大腰筋】という内臓よりも奥にある筋肉が原因のひとつとして考えられます。
大腰筋というのは、上半身と下半身を繋いでいる筋肉であり、脚を上げたり・姿勢の保持に使われています。特に、重心をとらえる姿勢維持筋として重要です。
この筋肉は腰椎から大腿骨の内側に付いてくるため、収縮が強いと体は前傾し骨盤は後傾してしまい、逆に筋肉が弱いと姿勢維持筋としてしっかり働けなくなってしまうのです。

◦自分の大腰筋の強さを測る方法
仰向けになっていただき、膝を伸ばしたまま足を上げてみてください。かかとが床から約10㎝くらい離れたら、その高さでキープしてみてください。
まったくキープできない人は、腹筋や足の筋力などが弱いということも考えられますが、大腰筋が弱い可能性があります。
大腰筋は深部にある筋肉なため意識するのは難しのですが、簡単な強化として歩くときにしっかり膝を上げて歩いたり、駅などでエスカレーターを使わずに階段を使うことを心掛けましょう。

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