2009年4月1日水曜日

産後の骨盤

産後に骨盤のケアすることは重要となります。
出産後に腰痛、肩こり、むくみなど、出産前よりも悩みを抱える方はたくさんいます。
妊娠中はリラキシンという女性ホルモンの影響で骨盤の靭帯がゆるみ骨盤が開き、恥骨結合と呼ばれる部分が開くことで出産が可能となります。
通常、出産後、徐々に骨盤は締まることで、もとの状態へ戻ります。
産後、開ききった骨盤が締まってくる段階で、バランスが崩れると歪みが強いまま固まってしまうため産後ぶとりや腰痛、むくみなどを引き起こすと考えられます。
逆に出産を上手に経過することで長年歪みきった骨盤が一度リセットされ、出産前よりも体調やスタイルが良くなるということはよくあります。

産後のケアとしてまずは、骨盤の開きを締め、左右前後のねじれを調整することで状態は改善しますが、出産後の歪みには、恥骨の調整を組み合わせることにより、骨盤そのものの形が変わり、長い間悩んでいた症状が劇的に改善することもあります。
また、自宅で骨盤を固定する骨盤内底筋(インナーマッスル)のケアをすることで正しい姿勢を維持でき、効果はより一層期待できます。(サカモト)

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