2009年6月2日火曜日

姿勢

 前傾姿勢で歩いている人をよく見かけます。
女性で一番多いパターンは高いヒールを履く事で起こる前傾姿勢。高いヒールの靴を履く事はつま先立ちをしている事と同じです。ヒールを履くと足の中心にかかっていた身体の重心が足先に移動、バランスを取ろうと上半身が前に出て前傾姿勢になってしまうのだと思います。
前傾姿勢は肩が内側に入り猫背になりやすく、肩コリなどの原因ともなります。
また前に出た上半身のバランスを取る為に腰が後ろに傾いてきます。それが腰痛の原因となる事もあるでしょう。
 男性にも原因は違えど、前傾姿勢で歩く人はいます。

前傾姿勢で歩く人にいきなり、「肩を後ろに持ってきて、背筋を伸ばして、腰を前に持ってきて…」と色々言っても、中々そう簡単に全身に意識を持ってはいけなものです。
最初は「目線」から意識してみてください。前傾姿勢で歩く人のほとんどは斜め下のほうを見て歩いています。身体のバランス上そうなってしまうのです。
ですから逆に少し上の方を見る事を意識するのです。少し上を見て歩くと前傾姿勢でいる事が辛くなり上半身が自然に起き上がってきます。上半身が起き上がってくると、腰の位置も戻ってきます。

0 件のコメント: